9月のまとめ。

9月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3620ページ

あんじゅう―三島屋変調百物語事続あんじゅう―三島屋変調百物語事続
前作に比べ、おちかに余裕が出てきたよう、前作の最後である程度の気持ちが整理が付いたためと思われますが、訪れた客の話を聞く態度も堂にいった感じでした。いつまで続けるのかな…まだまだ続きをみたいなあ。新聞連載だったせいかイラストが満載で楽しかった。特に『逃げ水』の最後のイラストが一番!お旱さん、なんて可愛いの!
読了日:09月30日 著者:宮部 みゆき
月の恋人―Moon Lovers月の恋人―Moon Lovers
ドラマを見なかったせいか、私には蓮介がキムタクにピッタリきました。読みながら各シーンでキムタクの顔が思い浮かびました。真の悪人はいなくって結末も爽やか、気持ちよく読めてとてもよかったです。ブラックな道尾作品は好きですが、これもアリかと。
読了日:09月28日 著者:道尾 秀介
文化祭オクロック文化祭オクロック
文化祭に何か企む高校生のノリが面白かったけど、盛り上がりがなく単調なまま終わっちゃった感じ。もっと感動をプリーズ。二日目にやるはずだった「何か」をほろ苦いミステリーで、だったら面白そうな気がする。
読了日:09月26日 著者:竹内 真
善人長屋善人長屋
善人加助が善人にならざるを得なかった過去を明かす場面にホロっときました。ただのバカ正直ではなかったんですねえ。それとお気楽なハッピーエンドでなかったことでメリハリがつき印象に残る話になったように思います。
読了日:09月24日 著者:西條 奈加
ストーリー・セラーストーリー・セラー
全部フィクションなんだろうけど。でもでも、全然フィクションに思えなくて、動揺した。もしも、このご夫婦が有川さんちの現実そのものだったら?本当に逆夢を起こすために書かれたとしたらどうしよう?そんな思いで頭がいっぱい。私にはリアルすぎてショック。
読了日:09月22日 著者:有川 浩
イキルキスイキルキス
乱暴で激しくてスピード感があって。ノンストップで思考続ける力強さに釘づけになった。事件や事故、家族内の問題、その他諸々、困難な出来事を経験して、それについてあーだこーだ考えては成長を重ねる青少年の姿が凛々しかった。
読了日:09月20日 著者:舞城 王太郎
ゆんでめてゆんでめて
道を選んだのは若だんなで、意味のある人生だったのに、わざわざやり直させる必要があったのか?過保護すぎないか?と思ってしまいました。これじゃいつまでたっても逞しい若旦那になれなくない?
読了日:09月17日 著者:畠中 恵
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半分ぐらいまではわけがわからなくて直ぐに寝付けたが、次第に加速。学校が、教室が、同級生の顔が浮かんできた。同心円の彼女の話で「!」ときて思わず相関図を書いてしまいそうになった。
読了日:09月15日 著者:古川 日出男
光待つ場所へ光待つ場所へ
屈折して苦しんだ先にある光が暖かいお話が3つ。まず前作を読んだ後が感慨深いんじゃないかな。
読了日:09月14日 著者:辻村 深月
すれ違う背中をすれ違う背中を
前向きになった芭子は好印象。自立してキチンと生活できるようになって初めて罪を償ったと言えるんじゃないだろうか?更生した証明にもなるだろうし。そうしたら家族と和解もできそうな気がする。
読了日:09月11日 著者:乃南 アサ
零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係 (講談社ノベルス)
四冊目。人識の自分探しに決着をつけたようですっきり終わった感じ。最後に読んで良かった、と思った。
読了日:09月08日 著者:西尾 維新
零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係 (講談社ノベルス)
いーちゃんの物語はとっくに語りつくされてたんだな〜しかし限られた登場場面で大きなインパクト。『変わりたいと思う気持ちは、自殺だよね』。人識との関係が『断続』なのはちょっと嬉しかった。
読了日:09月05日 著者:西尾 維新
午前零時のサンドリヨン午前零時のサンドリヨン
新人と思えない読みやすさに感心しました。が、あまりに悩める女の子ばかり登場するので、最後の方は若干ウンザリ…私はこの作品読む「旬」じゃなかったのかも。これだけ晒しだした後なら、続編はもっと明るいラブコメミステリーになる気がするですけど、どうでしょう?
読了日:09月02日 著者:相沢 沙呼

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