「禁猟区」乃南アサ。

禁猟区

警察官も人の子、時に闇に囚われ堕ちる人もいる。。。というお話が４つ。服務規程に違反している警察官を監察する部署が舞台。
警察官の不祥事ニュースも珍しくはないこの頃だけれども、４つ続けて読まされると辛いな〜私は警察官に過剰に期待してるんだろうか？絶対的な公明正大・誠心誠意を求めるのはおかしいんだろうか？
そんなことないよね？
あくまでフィクションで、リアルな警察の方はみんなキチンとやっていらっしゃると信じてますから、よろしくお願いします。
４つあるんだから、ひとつぐらいは「要らぬ心配だった」的な内容でもよかったんじゃないの？と思ったり。
最後の「見つめないで」は、主人公のいくみがストーカー被害に遭う話。犯人の行動は全く理解できず最高に気持ち悪かったけど、チーム一丸となって犯人を突き止めるあたりで警察官（虚構内の、ですけど）に対する心証が回復した気がします。