12月のまとめ。

まいど。今さらながら。あとこっちに感想書いてないのは、、、なんだっけ?一番面白かったのは、猫物語の白かな。折れた竜骨も◎
12月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:4127ページ

猫物語 (白) (講談社BOX)猫物語 (白) (講談社BOX)
羽川が書いた手紙の場面で号泣。欠けた部分を取り戻して、これで完璧な羽川になったんじゃなかろうか。羽川はイマイチ好きになれないキャラだったけど、今回は惚れた。こんな素敵な顛末にするとは、西尾維新はやっぱ凄いね。
読了日:12月27日 著者:西尾 維新
キッドキッド
絶体絶命になっても諦めない。女の子とイチャイチャする余裕。ヤクザを手玉にとるいい方法を即座に思いつく頭のよさ。親切で優しくて義理堅い。とにかく麒一がかっこよかった。初手から間違ってるのが気になったけど、話が転がるスピード感が気持ちよくって、どうでもよくなっちゃった。
読了日:12月24日 著者:木内 一裕
マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
映画を観る前の予習で読んだ。世界観がよく理解できてよかった。予想以上にSFが濃かったかな。原作読まないで映画観ても問題なかっただろうけど、知らないと知ってたとでは随分違っただろう、と思われ。
読了日:12月22日 著者:冲方 丁
DOWN TOWN/ダウン タウンDOWN TOWN/ダウン タウン
居心地のいい場所にずっといられたら幸せかもしれないけど、それだけじゃダメだってことをちゃんと理解している彼は立派。いい話だった。彼の旅立ちを祝福したい気持ち。帰りを待つ立場もわるくないなあ、と思いました。
読了日:12月20日 著者:小路 幸也
折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
ファンタジーの世界にすぐに馴染んでどっぷり入り込めました。特殊ルールさえ覚えてしまえば普通のミステリーと何も変わりなく。丁寧に作り込まれていて読み応えがあって大変面白かったです。忘れた頃にもう1回読みたいな。
読了日:12月17日 著者:米澤 穂信
呼んでみただけ呼んでみただけ
遊太少年が天使のように可愛い。子供はあっという間に大きくなってしまって、可愛らしい季節はほんの一瞬だからこそ大切なのに、実際その季節の只中にあるときはいかに貴重な瞬間か気付かないものです。ウチの子も今となってはすっかり男臭くなってしまいましたが、遊太少年のようなときは確かにあったんだな…と思い返してみたり。
読了日:12月15日 著者:安東 みきえ
鏡の偽乙女 ─薄紅雪華紋様─鏡の偽乙女 ─薄紅雪華紋様─
色々謎を残していて多分続編へ続くのでしょうが、謎が多い雪華の正体は知りたくないような。風波が知ってお話が終わるのかなあ。ちょいと単細胞でがさつな風波に雪華がいい影響を与えている様子だから二人の関係がずっと続けばいいのに。でもそれが叶わなかったことがわかっている設定だから切ないの。
読了日:12月13日 著者:朱川 湊人
アリアドネの弾丸アリアドネの弾丸
白鳥大活躍、大変面白かったです。次回作への布石も十分、続きが楽しみ。やっぱり事件が見過ごされ自然死と判断されることもあるのかあ〜一般Pには重大な問題ですね。もし身内に起こったらとりあえず「エーアイしてください」って言えばいいの?
読了日:12月11日 著者:海堂 尊
なぎなた (倉知淳作品集)なぎなた (倉知淳作品集)
「闇ニ笑フ」とあとがきが面白かった。私は「ねこちやん」だとネコじゃないもののように見えてしまうんだけどなあ(笑) 「なぎなた」ってタイトルに意味はなかったのか?
読了日:12月09日 著者:倉知 淳
チア男子!!チア男子!!
面白かった。ベタな展開でも、男の子が熱く燃える青春話はやっぱり好きだ。各々の葛藤が丁寧に書かれていたから、どの子にも思い入れ深く読めたのが良かった。特に一馬の話に涙。孫のために長生きしないといけない、とまで思えた。
読了日:12月07日 著者:朝井 リョウ
この国。 (ミステリー・リーグ)この国。 (ミステリー・リーグ)
番匠の最期のセリフが印象的。この国で生まれ育って管理する立場にある番匠にとってはそうだろうな、と思う。彼は正義でカッコよかった。「これはフィクションでこの国は架空」が大前提だけどね。
読了日:12月05日 著者:石持 浅海
YOU!YOU!
結末やら、色々がとても残念な感じ。ダンスの描写が長くて詳細なわりにどんな動きなのかが全く想像できなかったこととか。チームだ仲間だと散々言っておきながら、その後が……とか。一番気になったのは責任の取り方かな〜細かいところは目を瞑って読まないといけない作品だろうけど、給料までもらっといてただで済むわけないじゃん、などと考えてしまいました、私。
読了日:12月03日 著者:五十嵐 貴久
オルゴォルオルゴォル
いい話でした。前半はハヤト少年がとってもイヤな子で苦痛だった…新聞連載時に読んでいたら早々に挫折していたに違いない。しかし大阪に行ってからの成長ぶりったら!子どもって狭い世界に生きてるから、外に出て広い視野を手に入れたら急に価値観が変わることが本当にあるかもしれない。サエさんがよかった。親が自分の子を可愛がるは当然だけど、他人の子も大事に見守れるちゃんとした大人にならないといけないな、と思いました。
読了日:12月01日 著者:朱川 湊人

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