「at Home」本多孝好。
- 作者: 本多孝好
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/10/27
- メディア: 単行本
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表題作は詐欺師一家の絆。印象に残ってたのはバイオレンスだったからかも。
「日曜日のヤドカリ」は父親と義理の娘が二人で留守番していたら…。よそよそしい会話が微笑ましかった。
「リバイバル」は外国人女性と無理矢理結婚させられた中年男性のお話。これは暗かった。
最後の「共犯者たち」が一番のお気に入り。預かった甥っ子の体に痣を見つけて、妹が虐待していると思った兄は…。ずっと会ってなくとも、愛想つかされていようとも、信じる気持ちが変わらないのがグッときた。