「at Home」本多孝好。

at Home

at Home

家族のお話が4つ。読み終えてからちょっと時間がたってしまった。よく覚えてない(汗)。直後は「どれもいい話だ」と思ってた。。。ハズ。以下メモ。
表題作は詐欺師一家の絆。印象に残ってたのはバイオレンスだったからかも。
「日曜日のヤドカリ」は父親と義理の娘が二人で留守番していたら…。よそよそしい会話が微笑ましかった。
リバイバル」は外国人女性と無理矢理結婚させられた中年男性のお話。これは暗かった。
最後の「共犯者たち」が一番のお気に入り。預かった甥っ子の体に痣を見つけて、妹が虐待していると思った兄は…。ずっと会ってなくとも、愛想つかされていようとも、信じる気持ちが変わらないのがグッときた。