「探偵ザンティピーの休暇」小路幸也。

探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)

探偵ザンティピーの休暇 (幻冬舎文庫)

小路さんの作品って悪い人が登場しない安心感が気に入っているけど、実はドロドロで複雑な人間模様があったりもするよね〜東京バンドワゴンシリーズもそうだし。
今回のこれもそうで、にもかかわらず相変わらず爽やかだった。さらさらっと読めました。
北海道の旅館に嫁いだ妹のために、兄の探偵ザンティピーさんが一肌脱ぐお話。みんなの幸せを模索するストーリー。
しっかしな〜アメリカ人なのにべらんめぇ口調ってのがな〜最後まで違和感だった。せっかくのハードボイルドが台無しのような気が。