「七人の敵がいる」加納朋子。

七人の敵がいる

七人の敵がいる

ちょっと前に読んだ。ええっと11月。ドラマ化と聞き思い出して。
PTAとか子供会とか自治会とか、地域社会に所属していると逃げ切れない役員選出のイベントの数々に果敢に挑んで戦ったバリバリキャリアウーマン主婦のお話。
もうね、とってもリアルで、居たたまれなかった、最初の役員決めのシーン。どこでも同じなのね。私も空気読めないかな…と今更思ったり(笑)。主人公の陽子さん、最初は正直いやな女だったけれど、次第に痛快爽快。自分の知らなかった世界を研究、理解して自在に立ち回る姿がすんごくカッコよかった。ああ、でも実際にこんなふうにやってみようとかは思わないけど!ドラマはどういうふうにするのかな〜子どもが出るなら何年にも渡る話にはできないだろうな。