「気分上々」森絵都。
- 作者: 森絵都
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: 単行本
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「チーズと塩と豆と」に載っていた「プレノワール」だけ既読、読むのが二度目でも母の愛に感銘。親孝行しないとなあ。
以下、特に面白かった作品をメモ。
「ウエルカムの小部屋」周囲の反対を押し切って自称発明家と結婚した女性のお話。笑えた。
「17レボリューション」彼氏にふられっぱなしの女子高生が自分革命を起こし、物事を客観的に判断選択する生き方を実行するお話。やることが極端で、これも笑える話でした〜ラストも気持ちいい。
「東の果つるところ」左右対称にこだわって栄華を獲得してきた一族のお話。執念が恐ろしく力強かった。家系図が圧巻。
「気分上々」父の遺言で「男らしく生きること」になった中学生のお話。中学生男子はやっぱりエロが好き、で可愛い。