「氷の華」天野節子。

氷の華

氷の華

予約入れてから半年かかってやっときた本。待っていた甲斐あって大変面白かった!
聞くところによると、作者の天野さんは還暦の記念にこの本を書いて自費出版、話題となってメジャー出版にいたったようです。すごいね。
内容はミステリー。主人公は犯人でセレブな瀬野恭子と、警視庁の戸田警部補。2人の一騎打ちで緊迫した応酬が手に汗握りました。
一番は何といっても恭子さんの女王様ぶりですね。恭子さんのゴージャスぶりを是非みてみたいので映像化して欲しいですわ。美人で頭もよくって資産家の出、欲しいものは何でも手に入れてきた人。プライド気高くオーラがメラメラ立ち上っていてものすごい存在感。犯人ではあるけれども、その徹底した生き方は潔くって嫌いにはなれなかったな。
ミステリー部分は、まあまあでしょうか。でもこれ、はじめて書いたんですって〜すばらしいですよ。