「体育座りで、空を見上げて」椰月美智子。

体育座りで、空を見上げて

体育座りで、空を見上げて

1980年代、和光妙子の中学3年間の生活を描いたお話。何の事件もなく、ごく普通の思春期反抗期の中学生の日常。


まあ、面白かったけど、、、それより何よりとんでもなく鬱陶しかった!中学生って奴は、特に女子ですが、こんなに鬱陶しい生き物だったのか。私もこんなんだったんだろうか?いやいや、これほど親にあたったりはしなかったヨ!多分。
大方の人がこういう段階を踏んで大人になって、後にこの「恥かしい自分」は忘れてしまうんだろう。なので、この本を読んで思い出し反省し、迷惑かけた人やお世話になった人に感謝するのがよいのではないでしょうか。



世代もちょっと違っているので、懐かしさはあまり感じられなかった。どちらかというと、二号が近いお年頃ってことで親目線ということになるんだと思う。でも女の子の親じゃないし〜私だったら妙子の母親ほど忍耐強くないから育児放棄するかも。