「僕たちのミシシッピ・リバー」重松清。
- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/06/16
- メディア: 単行本
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お盆の時期だからか亡くなった人を悼み、懐かしむ話が多かった。今を大事に生きなければ、と改めて思ったのでした。
その他で印象に残ったのは「魔法使いの絵の具」。田舎から都会に出ていった人と田舎に残った人の思いが交錯。どちらにもそれなりの苦労や楽しさがあるのに、羨んだり見栄を張ったりしてしまう悲しい性。でもずっと変わらないで待つ人がいるのが故郷のありがたさですね。私も待つ側の人間になるのかなぁ。