「美女と竹林」森見登美彦。

美女と竹林

美女と竹林

え〜と、これは随筆なんですか?と言わざるを得ないほどの妄想ぶり。竹林をこよなく愛する登美彦氏が、将来を見据えて竹林による多角的経営を始めるストーリー。


今までに美しい竹林を見たことがあっただろうか?…ちょっと記憶にない。登美彦氏がなぜ故これほどまでに竹林に傾倒しているのか確かめるためにも、一度美しい竹林をこの目で見なければいけないな〜で、できれば刈ってみたいものだ…。
と思っている私は、すっかり洗脳されたということか。登美彦氏の戦略、成功ですね。
しかし。
本当に竹を刈ったんですか?
最後まで半信半疑の私でした。
ああ、美味しいたけのこ、食べたいねえ。私は姫皮のところが好きよ。やわらぎもいいな。