「ヴァン・ショーをあなたに」近藤史恵。

ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)

ヴァン・ショーをあなたに (創元クライム・クラブ)

「タルト・タタンの夢」に続くシリーズ2作目。「ビストロ・パ・マル」を舞台に、フランス料理を味わいながら日常の謎を解決していく短編集。
軽くてさくさく読めて、温かくって美味しかった。よかった。お腹すいた(笑)。
前作よりも一層軽かった気がしました。短めなのかな?でも、物足りなさはなく。せっかく美味しい料理を素材にしているのだから、重すぎる事件は似合わない。これくらいがちょうどいいです。ずっと続けていって欲しいシリーズ。
一番のお気に入りは表題作。三舟シェフフランス修行時代のお話で、パ・マルの裏メニューである「ヴァン・ショー」誕生秘話、といった感じのストーリー。家族の絆が暖かくってよかった。
しかも偶然ながら、読んだ時季がまさにぴったりでありました。ジングルジングル♪

もうね〜いつ予約したんだか忘れるくらい待たされてやっと来たのでした。予約するタイミングを逃すとこういうことになる。競争激しすぎで、まさに図書館戦争じゃないかと。せめて「予約上限10冊」ってのがなければいいのに。。。大崎梢の「平台〜」もまだ来てないヨ。来年かあ。まあ、なら買えばいいわけだけど、それはないのだ。ゴメンヨ。