「儚い羊たちの祝宴」米澤穂信。
- 作者: 米澤穂信
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/11
- メディア: 単行本
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そして、最後にオチをつける、というやり方。どんでん返しってほどでもないんだけど、気が利いていたり、ドキッとさせられたりと様々で、実に堪能いたしました。
以下メモ。
『身内に不幸がありまして』はタイトルそのものがアレなんで、どうなんですか、これは?次々人が死んでいく横溝正史風味。
『北の館の罪人』は、別館に幽閉されているお坊ちゃまのお話。
『山荘秘聞』は、別荘の管理人である有能な使用人のお話で、これが一番好み。オチは笑えた。
『玉野五十鈴の誉れ』お嬢様の転落と復活。ラスト一行が怖ッ!
『儚い羊たちの晩餐』アミルスタン羊か。スタンリイ・エリンの『特別料理』を読んでみたい。