「君と一緒に生きよう」森絵都。

君と一緒に生きよう

君と一緒に生きよう

私も犬を飼っていたことがあって、犬と暮らす生活に魅力を感じてはいるけれども、今のところ再び犬を迎える気にはなれないのが現状。
この本に登場する犬たちは、訳あって捨てられ保護されたのち、新しい飼い主のもとで幸せに暮らしている犬たちの紹介に留まらず、不幸な最期を迎えた犬のことも書かれている。ただただ感動する話に終わらなかったのは、意欲的だと思いました。
この後に読んだ本のことや、タイムリーに起きてしまった事故(4歳のこどもが飼い犬にかみ殺されたこと)など、いろいろ思うに、犬を飼うことの責任が大きすぎて「やっぱりウチは無理」と感じてしまう今日なのですが、


でも、もしももしも、ダンボールに入れられて捨てられている犬猫がいたら、ウチに連れて帰ってもいいですか?


一番衝撃だったのは「ブリーダーの崩壊」。ペットショップで高額の犬を買う気は完全に失せました。