「オイアウエ漂流記」荻原浩。
- 作者: 荻原浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/08/22
- メディア: 単行本
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日本人サラリーマン御一行と新婚旅行の夫婦、慰問旅行中の爺と孫、外国人1名を乗せた小型旅客機が、南太平洋上で消息を絶ち…。
面白かった…カナ。
無人島でのサバイバル生活を描いてるんだけど、みんな基本善人で、追い詰められても殺伐とはならない。傍から見てると笑えたり、そのあたりは荻原さんらしくてよろしい。サラリーマン社会の序列があっけなく崩壊するところなんかは、ポイント高し。
しっかし、なんだかグダグダしてしまった感じが。原因は…なんだろう?前半からそんな気がしてたから、後半は斜め読みっぽくなってしまった。ゴメンなさい。
長いんだけど書ききれてない、ようにも感じるし。ちょっと惜しかったかも。