「オイアウエ漂流記」荻原浩。

オイアウエ漂流記

オイアウエ漂流記

ホントに漂流してた…ちょっとビックリした。
日本人サラリーマン御一行と新婚旅行の夫婦、慰問旅行中の爺と孫、外国人1名を乗せた小型旅客機が、南太平洋上で消息を絶ち…。


面白かった…カナ。
無人島でのサバイバル生活を描いてるんだけど、みんな基本善人で、追い詰められても殺伐とはならない。傍から見てると笑えたり、そのあたりは荻原さんらしくてよろしい。サラリーマン社会の序列があっけなく崩壊するところなんかは、ポイント高し。


しっかし、なんだかグダグダしてしまった感じが。原因は…なんだろう?前半からそんな気がしてたから、後半は斜め読みっぽくなってしまった。ゴメンなさい。
長いんだけど書ききれてない、ようにも感じるし。ちょっと惜しかったかも。