「マドンナ・ヴェルデ」海堂尊。
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/03
- メディア: 単行本
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え〜と、「ジーン・ワルツ」と対で不妊治療の話、私のトラウマにふれるので多くは語るまい(-"-)。代理母出産の是非について問題提起は有意義。自分の遺伝子をどうしても残したい、と考える人の選択肢として認められればいい。やはり遺伝子上の親が親じゃないか?
産科医理恵が合理的で理想が高いのはわかるが、倫理的にも法的にも認められない行為をしているわけだから大衆に支持されるはずもなく、自身の未来を賭けてやってる意味がわからない。生まれてきた双子のうち薫くんは「医学のたまご」でその後がわかっているけど、忍はどうなったんだろうか?とっても気になります。