「旧(ふるい)怪談―耳袋より」京極夏彦。

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)

旧(ふるい)怪談―耳袋より (幽ブックス)

江戸時代に書かれた「耳嚢」を現代語に訳してアレンジをした短編集。原文付き。

ただ訳しただけでないところが何ともニクイねえ〜名前が「K」だったり今風の単語に置き換えたり、パッとみ江戸時代の話に見えないのでとっつきやすく、古文アレルギーでもOK。35個も入っていて、一つ一つが短いし読みやすいし、それほど怖くないし。不思議なこともあるんだな〜って感じで楽しめました。是非他の作品でもやって欲しい。