「バイバイ、ブラックバード」伊坂幸太郎。

バイバイ、ブラックバード

バイバイ、ブラックバード

お金のトラブルで元で、どこか得体の知れないところへ連れて行かれることになった星野一彦。旅立つ前に5股かけて付き合ってた女たちに別れの挨拶をして回るストーリー。
5股男星野がとても大好きだった。無垢で裏表がなくって正直で弱いんだけど強くて。存在が癒し。彼ならば5股でもOKだ(笑)。しかし彼が彼女にするのは選ばれた人間だけのような気がした。
星野のほかに、星野の監視役として登場する繭美という巨漢女が重要な役どころ。最初は良く見えなくて、繭美のいやらしさにイライラしていたのだけれど、最終的には星野と似ているのではないか?と思った。表裏一体?
……
『「バイバイ、ブラックバード」をより楽しむために』って本があるみたいだ〜今から買ってこうようかと思います。太宰から創造したとか?なんだかとっても気になるんで。
あ、伊坂の本は自前です。新しいのからつい読んでしまいました。