「愛は苦手」山本幸久。

愛は苦手

愛は苦手

面白かった!
短編が8つ。読み終わってから、珍しく何のつながりもない短編集だったな〜と思ったりしてましたが、読書メーターのみんなの感想をみましたら「主人公がアラフォー」という括りだそうで。な〜るvvv ま、何歳の設定でも構わないようなものもあったしね!結局何歳になっても、人生には色々あるってことで、ok?
どの話もモヤモヤしてたけど前向きに頑張ろうかな〜というストーリー、読後感が爽やか。
印象に残ったのは、、、
「町子さんの庭」アパートを出て、中古の一軒家を購入した女性。前住人が残した庭を巡って近所の人たちと距離を縮める…という話。「ひとにいらついたり、腹を立てたり、怒ったりしてるだけじゃ駄目だぜ」
ウチの庭も雑草が蔓延って草むしりも一苦労なんで、なんだかとっても親近感。雑草って肥料も陽当たりも関係なく元気に育つってのはどういうこと?