「月の恋人―Moon Lovers」道尾秀介。
- 作者: 道尾秀介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/05
- メディア: 単行本
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あとがきによるとドラマ化前提で書かれた作品とのこと。制約があって大変だったそうです。私はドラマってほとんどみたことないし、恋愛物は小説でも苦手だし、あまり期待はしてなかったのだけれど。。。
予想に反して面白かった!いつもの道尾さんと違って爽やかな終わり方。基本みんないい人。とてもいい話でした。ラブストーリー色は薄くて、成長物語の度合いが高かったかな。キムタクが北海道に研修に行って自分を取り戻す場面が印象的でした。その他、おにぎり食べるシーン、線香花火をするシーンなどいちいちキムタクの顔が思い浮かびました。映像にしやすいように書いたのかなあ。
ま、ドラマはコレとまったく別物になったらしいけど(原作の意味はいったい?)、私的にはこの蓮介くんがキムタクってことで、ほんとメッチャかっこよかったよ。