「末裔」絲山秋子。

末裔

末裔

58歳公務員オヤジの内省小説。母親は介護施設へ、妻に先立たれ、子どもたちは独立して出ていった。一人残されて暮らす家はごみ屋敷。ある日帰ったら不思議現象で家からも閉め出され……。
役所に通いながら幻想と現の狭間を漂いつつ己を取り戻すオヤジの姿がよかった。誰もいなくなったのではなく、自身が周囲から閉じこもっていただけ、だから窓を破って内から鍵を開けるんですよ、ってそういうお話ですよね?いまいち自信がない(゚∀゚)ノ
あと、お盆には先祖の墓参りをしようと思いました。